国境の島 壱岐島紀行

国内旅

「魏志倭人伝」に登場の「一支国」の島、美しい海岸美も魅力。

【アクセス他】
・博多港からジェットフォイル(高速船)に乗船、約70分で郷ノ浦港到着。芦辺港に行く便もあり、行先には注意が必要。他博多、唐津からフェリーや長崎からの空路もある。
・島内移動はやはり車がないと厳しい。レンタカー利用か自家用車持ち込みはそれぞれの料金比較検討といったところ。
・郷ノ浦港がメイン、ホテル、民宿等宿泊施設も相応にあり。ただスーパー、ローソン(コンビニ)までは歩いていくには距離があり、また季節、曜日にもよると思うが飲食店の選択肢は多くない。宿泊予約の際、食事付きにするかどうかは悩ましいところ。
・芦辺港は宿泊施設、飲食店は少なくなるが、近隣にイオン(壱岐店)あり。

まずは海岸美の散策、大鬼がつけたといわれる「鬼の足跡」、「猿岩」を訪ねます。各地に「・・・岩」とか「・・・石」とかありますがこの「猿岩」はそのものズバリのような・・・

島の北端、勝本港に移動、遊覧船に乗ります。美しい海、ダイナミックな海岸、きれいな砂浜を堪能

勝本城跡、秀吉の朝鮮出兵に伴い築城された出城、国境の島ゆえの遺跡

石猿とパワースポットでも有名な男嶽神社

月讀神社、はらほげ地蔵を経て小島神社へ。干潮時と満潮時でこんなに違います(当然満潮時には渡れません)。

古墳群を散策後、一支国博物館、一支国王都復元公園を訪ねます。まだ日本に統一国家が存在しない時代、ここに国際交流の拠点として栄えた国があったと思うとロマンを感じます。また一支国(魏志倭人伝には「一大国」の国名で登場)は同倭人伝に記載された倭の30国のなかで国の位置と都の位置が判明する唯一の国だそうです。一度訪ねてみる価値はあるいと思います。
博多から高速船で約70分とアクセスも良く、ロマンあふれる貴重な古代遺跡とダイナミックな海岸美、海産物も豊富な壱岐島、お勧めします。